ラポールが希薄化してない!? [社会が気になる日]
レポート用紙10枚といわれたレポートの提出も終え、残すは英語論文要約のみ・・・・!ってこれが一番きついんだと思うけど(^_^;
夏休みは後1ヶ月あるんだし、大丈夫でしょ~と安心してもいられない。。。
夏休みってものは、小学生のときだって、今だって感覚は変わらない。
「えっっ!!もう終わり!??」ってくらい早く過ぎ去っていくのですから(^。^;;
最近、救急外来夜勤バイト続きで、私の体内時計も狂いまくりのような気がします。。。
特に深夜勤務を連続すると、いつ私の頭は起きてるのか、よくわからないんですよね。
生活リズムってのは大切ですね。夜勤するたびそう感じます。
このところ、夜勤も救急車対応が多かったりしたのですが、お盆あけてすこ~しマシなのかな。
最近では昔のようにやたらと「たらい回しか~~~!」と叫ぶ方も少なくなりました。。。
メディアの報道が下火になってきたからでしょうか・・・。
きっと病院の対応は変わってないはずなのに、、、メディアの報道威力はスゴイなと思いますね。
今じゃ、ネット書き込みなんてザラ・・・ネットの書き込みを100%信じてはいられませんが、グルメ情報だって“クチコミ欄”があって、それでランキングまでついちゃうんだから。。。(よく愛用してますが^^;)
病院だって同じですね。サービス業じゃないのに、病院は“サービス業”化してると思います。
私は、このサービス業化が患者さんと医療従事者をどんどん離してると思ってるんですよね。
病院も形にこだわって、人と人との結びつきを希薄にしてるようにも思えます。
セカンドオピニオンや、インフォームドコンセントってものは当たり前の世界ですが、もしかしたら昔のほうが医療従事者と患者さんの距離は近かったのかもしれません。
一概には言えないですが・・・
私が患者さんの立場なら、なんだか気楽に(っていったらいおかしいけど・・・)病院に行けない世の中になっちゃたようなそんな気がします。
なんか遠いんですよね。距離が!
医者も看護師もなんとなく雰囲気が変わったようにも思えます。頭が機械仕立てになってるような医療従事者が、皆さんの周りにも多いんじゃないでしょうか??
距離が遠いっていうのは、どちら側にとっても不利な状況を招いてます。
医療者側から考えてると、患者さんから受ける暴力なんて、ある程度は耐えなきゃいけないような、そんな考え方、多いと思います。今でこそ、またまたメディアが取り上げたために、少しは対応が改善されてると思いますが・・・。どこまでそれに耐えなきゃいけないのかなんて“暴力”について考えてる時点で、距離は遠いですよね。
とにかく関係性が悪くなってる。
“病院の信用がなくなってきてる”ていう表向きの現象も、元をたどればサービス業化してしまったためにラポールが弱くなってきたからなんじゃないかと思うことがあります。。。
もちろん、サービス業的考え方も時には必要です。けど、なんか偏ってる。
ん~~なんだか頭でっかちの世の中になっちゃってますよね。
頭でっかちの世の中で育ってきた人間もまた、頭でっかちで・・・。で、また頭でっかちな世の中を作ってしまうっていう・・・そんな連鎖?がこれからも続いちゃうのかなと思うと・・・かなし~~~です。
こういう状況って、教育現場にも起こってると思います。
教育現場で働いたことはありませんが、「モンスターペアレント」なんて言葉が流行る自体、なんだかおかしくなっちゃってますよね。いったい誰がモンスターなのかなんて、もうわからないと思います。
そもそも、テリトリーにこだわる人間の習性が、社会の変化によって悪い現象として表れてるような感じ。。。
そんなこといってる私も、“テリトリー習性”によって固定観念を強めてるのですが・・・(^_^;
ちなみに、ラポールとは“親和関係”とか“共感的関係”っていう意味があります。
的確な考察ですね?同感です。
by Cyoroshi (2008-08-21 11:53)
トラブルを抱えたカップルに対するとあるカウンセラーのこんな言説を読んだことがあります。
「あなたが戦う相手はパートナーではありません。戦う相手はトラブルです。パートナーと2人でトラブルに立ち向かうのです。」
医療従事者と患者&家族は、本来なら対立する関係ではありません。みんなで協力して病という敵と対すべき関係です。同様に、教員と生徒&保護者も対立する関係ではありません。子どもの良き未来を妨害するものに対して、協力して立ち向かうべき関係です。
でも、こういう現場のギスギス感ってのは、ほとんど小泉政権以降の失政(規制緩和という名のニセ改革)によるものなんで、現場の努力だけじゃもうどうにもなりません。
by shira (2008-08-21 23:38)
医は仁術と言われておりましたが果たして
今はどうなのでしょう・・・・・
病院の方針や看護師、医師の質にもかなりよる
のかもしれませんね
病院と患者との信頼関係、これは大事だと思います
看護士さん、医師にとっては患者さんの一人であっても
患者さんからすれば一人の医師であり、看護士さんなのです
よね、様々な患者さんが増えてしまいましたし、様々な
医師や看護師もおります。技術不足による医療ミスも正直あります
から・・・ マスコミが変に騒ぎ立てるため中身がずれている
方向性は確かにありますよね・・・・・
長々と申し訳ありませんでした、お気に障ったら申し訳ありません
私も家が代々救急病院経営ですので内情、実情は分かります
経営としての視点、医師としての視点、雇用者としての視点
でも、一番はどうやって良き医療を提供するかなのですよね
by yamagatn (2008-08-22 09:41)
救急車の騒音はひどい
睡眠妨害です
道路が空いたるんだから
騒音サイレンを鳴らすな
激怒です
病院関係者に騒音被害を請求したい
騒音環境汚染を許すな
by きゃっ (2008-08-22 12:58)
あーーーそうなんだ・・・
インフォームドコンセントだのなんだの言ってるから
セカントオピニオンもあるし
気軽に(?)なったのかと思っていたょーーー。
医者や看護士の資格を持っている人が
昔に比べてぐっと多くなっているはずなのに
医療の手が足りないという現実が
私には理解できないんですよねぇ・・・・
国がもっと医療に力をいれてくれればいいのに・・・。
キツいしごとして、安月給じゃ、誰もやりませんよねぇ・・
せっかく苦労して資格とってるのにね・・
まぁ、金持ちになる為に医者になった人もいるだろうから
その辺もおかしいのかも知れないけど・・・
金は払うから親身になってくれーー!みたいな・・・ん・・・・。
by ユキ (2008-08-22 13:22)
これを読ませて頂いたあと、ウォーキングに出掛けました。途中、子どものころに遊んだ川のそばを通りました。どこまでも続く金網のフェンス。・・・そのとき、あらためてランさんの記事を思い出しました。子どもの頃は、川と自分の距離がもっと近かったよな。でも今は、川と私の間にフェンスがある。安全であるかもしれないが、豊かな恩恵を川から受け取ることはない。人と人との関係も同じなのかなぁ。距離をとってフェンスを作れば、安全だけれども豊かさを受け取れない。ハイ・リスク・ハイ・リターンが、あらゆる関係にいえます。リスクを負うことを「よし」として、人とかかわっていく中にこそ、人とのかかわりから受け取る豊かさもあるように思えます。
by 原 ほたか (2008-08-22 20:00)
医者に 友達がいたりすると 病院経営や 内情のことが 少し 見え隠れしますが 家族が手術などで 少々ひどい目にあったりしても とても消極的に あきらめてしまいますよね~なんなんでしょう・・・。
本当に 人として 現場で働いている方には エールを送りたいですが
なかなか そうでない方もおられるのが現状でしょうか。。。
それにしても らんさん 無理なさって大丈夫ですか?
まずは 自分の健康が 最優先です♪
ゆっくり休める環境を 作ることも お願いしますね^^*
by tubomi (2008-08-22 23:27)
医療の世界だけじゃないと思います。
ほかの世界も同じように、な~~んか心と心の繋がりが
希薄になったように思います。
こんな時代ですが、一人でも、危惧している人が
おれば、医療も、ほかの世界も、これ以上悪くならないって
私は、思っていますが・・・。
by さすらう旅人 (2008-08-23 18:21)
ランさん、こんばんは。
最後の英語論文英訳も終わったことでしょう。
きっと、今頃は、クラスメートたちと祝杯を挙げている頃ではないでしょうか。
by katie (2008-08-25 22:12)
病院にかぎらず、いろんなトラブルに人の距離を感じます。
うちは以前、長屋社会からオートロックついたマンション社会にかわったと日記(ブログ)に書きました。
by ayu15 (2008-08-31 09:22)
> Cyoroshi さん。コメント&niceありがとうございます☆
なかなか理解を得るには、どの職種においても難しいのでしょうね。
>shiraさん。コメント&niceありがとうございます☆
確かに、そこに起きているトラブルに眼を向けてないのでしょうね。私自身も反省するところです・・・。
>yamagatnさん。コメント&niceありがとうございます☆
よき医療・・・簡単そうで難しいですよね。いろんな体制の変動に医療従事者も患者さんも時に振り回されているように思うこともありますが、いきつくところは“よき医療”。
それがあるならば、私はもしかしたら退職を考えなかったのかもしれません。
>きゃっさん。コメントありがとうございます☆
確かに騒音ですね。一晩で救急車のサイレンを何度耳にするか・・・。
タクシー代わりに使っている現状もあり、ほんとに必要とする人が使えているのか・・・疑問に感じることもがあります・・・。
>ユキさん。コメント&niceありがとうございます☆
そうなんですよねぇ・・・看護学科とかすごく増えているのに、なぜか足りない・・・。キツキツの勤務体制でやってる・・・すぐ辞める・・・。これはいくら学校増やしても意味がないんじゃないかと思います。
>原 ほたかさん。コメント&niceありがとうございます☆
あぁ・・・そうですね、ほんとに。。。確かに人間の間にもフェンスができましたよね。それも頑丈な・・・。
安全を求める一方で、さらにテリトリーができてしまっているような、そんな環境なのかもしれないですね。
>tubomiさん。コメント&niceありがとうございます☆
内情を知っている分、逆に信用できないってこともありますよね。
私も病棟勤務はもう怖くてできないように感じてます・・・。
ご心配していただいてありがとうございます^^大丈夫ですよ^^しっかりまとめて休んでます!
>さすらう旅人さん。コメント&niceありがとうございます☆
そうですね~。子どもの心と教育という講義で、斜めの関係性(近所など)がなく、縦の関係性(親子関係)ばかりで、子どもは圧迫されているといわれてましたが、まさにそんな環境の中にいるのでしょうね・・・。
>katieさん。コメント&niceありがとうございます☆
それが残念なことにまだです^^;まぁ、遊んでいたってのもありますが=_=;
残り1ヶ月で、頑張らねば・・^^;
>ayu15さん。コメントありがとうございます☆
オートロックのマンション社会。。。そうですね~。風景と人間関係は比例してますね。鍵や暗証番号の世界に慣れ、自分の心にも大きな鍵をしてしまってるのかも・・・。
>xml_xslさん。
>ぷぷぅさん。
>takemoviesさん。
>platinum
>shinwaさん。
>piattopiattoさん。
>とんとんさん。
niceありがとうございます☆
by ラン (2008-09-02 02:43)
最近 読んだ本で、「ラン」森絵都
生きるって体力がいる
ひょんなことから、マラソン練習のグループに
参加することに、読んで元気がでます。^^
by iruka (2008-09-07 00:02)
>irukaさん。
コメント&niceありがとうございます☆
irukaさんのおススメの本はいつも参考にさせていただいてます^^
以前勧めていただいた本もおもしろかったです!
今回も是非読んでみたいと思います~!
by ラン (2008-09-07 01:22)
え。医療業って、第三次産業のサービス業の位置づけでは?
ずぅ~っとそう思ってました└( ̄▽ ̄*♪♪♪
by p-can♪ (2008-10-01 09:48)