大阪、なんのNO1かと思ったら・・・ [社会が気になる日]
プリンターが壊れた・・・・
最悪。。。
これがなきゃ、大学のレポート印刷に困るのに・・・(T_T)
まぁでも、よく働いてくれてたし、そろそろ引退時だったのかもな。
私は昨日今日と、「呼吸療法認定士の更新講習会」にいってきました。
5年ごとの更新。この資格を取ったのは呼吸器内科病棟にいるときだったけど、結局あんまりこの資格が活用されることはなかったような気がする(^_^;;
もともと、呼吸リハビリ目的の病棟でもなかったし、人工呼吸器を取り扱っててもICUのように管理できるわけじゃなかったし・・・。
けど、講習を聞いて、やっぱり私呼吸器好きかもって思った。
人間の肺の機能ってすごい!!って改めて思ってしまった(^_^)それに、その肺機能に代わる人工呼吸器の性能のすばらしさ!!
今じゃ、呼吸療法認定士の資格を持った医療従事者は1万人を越えるんだって。そのうち、どのくらいの人がほんとに呼吸器ケアに携わってるんだろう。
私なんて、宝の持ち腐れ、やなぁ~(=_=)でも、せっかくとった資格だし、忘れないように(いや、すでに随分忘れていたけど・・・^^;)していきたい。
先日の新聞記事に、でかでかと「看護師の離職率、大阪1位」と載ってるよ、と教えていただきました。
見ると、
ほんとだ・・・・。
常勤の看護職員の離職率、大阪が全国でナンバー1~~~!!一番少ない県と比べて3倍もの差!!!
看護配置7対1なんて、ほんとに出来るの!?なんて思うけど、これで看護師の獲得競争が激化してるとか・・・。だから、好条件の病院に移る看護師が多いって・・・。
まぁ。。。それも一理あるんだろうけど、大阪の離職率ナンバー1にはまた他にも理由ありそうだなぁと思ってしまう。
病院の数が多いから、動きたい放題ってのもあるんだろうけど、そもそも大阪人のズバっとものを言う傾向とか、とりあえず言いたいことは言う、という地域性(!??)ってものがあって・・・そんな患者さんも多いってことなわけで・・・
そんなんで、今や「弱者」の医療従事者は言われっぱなし。で、そんなのに耐えれなくなっちゃって辞める・・・なんていう理由もあるかも・・・って思っちゃうんですよね。
もちろん、そんな患者さんばっかりじゃないんですよ!!けど、看護師になってみて「あぁ~なんでこんなに言われるんやろ」「こんなはずでは・・・」と思ったことは数知れず・・・。仕事とはわかっていながらも、なんだかせつな~~~くなってくる。そして、看護職への魅力減退・・・となったのは、私の話ですけど・・・(^_^;;まぁ・・・こういうのに耐えられなくなってしまう自分の心の弱さってのもあるかも・・・・。。。
世間にはものすごく看護師の数って多いと思うんですよね、なのに「もう病棟では働きたくない・・・」という看護師さんも多いわけです。看護師確保のためにいくら好条件とはいえ、一度離れると「看護職への復帰」って相当勇気いります。
私ももう病棟で働ける自信はない・・・(*_*)
あぁ・・・これって重症かも(=_=)
私のことはさておき・・・若い看護師さんも、子どもさんを持った看護師さんも長続きするような体制を整えて頂きたい。それは、私は看護師ではなく、一市民として思う!!
患者として通院や入院することになったときに、ころころ看護師さんの変わる病院にはやっぱり行きたくないかも・・・と思うわけです。
だって、まともにそこのスタッフとして働けるまで数ヶ月はかかるわけだし、そんなにころころ変わられちゃ、病棟の半数くらいの看護師が「よく知らないまま働いてる」ってことになる場合もある・・・。でも、それは白衣を着ちゃえば外にはわからない。「研修中」という名札を付けれるわけでもないしね(^_^;
明日は、私が新人から6年目までお世話になった病棟のメンバーで、「ファミリー会」を開催します(^_^)20人くらいも集まりました(>▽<)
当時一緒に働いたメンバーは、先生も含めすべて離職者(笑)!!今ではみんなが別々の環境にいるけど、今でもこうやって集まれるような関係でいれるのはとても嬉しいこと(^▽^)
私のプリセプター(新人の時の指導者)にも久しぶりに会えるし!!楽しんできます(^_^)
医療側と患者側のミゾ [社会が気になる日]
先日、救急外来夜勤バイトに行った時の話。
救急外来へは診察してもらえるか、という電話がかかってきます。
先日、初診の患者さんのご家族から救急外来へ電話がありました。
そういう電話を看護師が対応し、当直医へ確認を入れます。
私は一通り症状を聞き、当直医に電話を回し確認したところ、今病棟の患者さんの急変対応で、急患患者さんを診察できる状況でない、との返事があったため、電話された方へその旨を伝えました。
そして、他の病院をあたってもらうように伝えたんですが・・・。
その方は「どうにかならないんですか!!これって今言われてるたらい回しですよね!!死んでもいいってことですよね!そういうことでしょ!!」などど延々怒鳴られました。
最近、メディアが挙って「たらい回し」報道をし、その過熱した報道のせいで病院側はかなりの被害を被っている気がする。
病院側は何もたらい回しするつもりなんて微塵もない。
当直医も一人なのであって、救急外来の対応だけでなく、病棟も兼ねている。そして、病棟の患者さんは数百人おり、夜間不穏になったり、急変したりする度に呼び出されることだって頻繁にある。
医療者側は適切な医療を患者さんに受けて欲しいのであって、診察できない状況で来てもらっても対応できなかったら意味がないのだ。だから、適切な対応のできる病院での診察を勧めるのです。
もちろん、診察可能な時はそのように対応しています。
死んでもいいなんて思ってなんていないし、そんなの考えたこともない。。。
何軒か病院をあたってみたり、待てそうなら休日診療所に行ったり、我慢できなければ救急車を呼んだり・・・そういうことは患者さんに考えて対応してもらわないといけない。
こんな医療側の立場で話をするとキツク聞えてしまうかもしれないのだけど・・・、なんでもかんでも「たらい回し」という考えをもってほしくないと思う。病院も千差万別、だと思う。
確かに患者さんの気持ちもわかる。救急外来があるっていうことは緊急時にすぐに診察してもらえるって思うだろう。「病院やのに何でやねん!!」って思う気持ちもわかる。。。
けれど、症状によっては専門の医師がいなければ誤った対応をし兼ねないわけだし、バタバタしていて診察がきちんとできない状況ならば、待ってもらったりするよりも早く他で診てもらえる病院を見つけてほしい、それだけなのだ。
私も医療者でなければ、「なんでやねん!!」と思っていたと思う。「病院とはこうであるべき!病人を受け入れないなんて病院じゃない!!」という先入観がそうしてしまうのだろう。
そもそも、医療体制に問題があるのか、医師も足らないし、夜間診療している施設も少なく、きちんと診れる体制が整いにくい。
それに、救急車をタクシー代わりに使ってくる人もいる。ほんとにいる。
これがホントに必要な人にきちんと対応できない状況を作り出している場合もある。
救急外来のバイトをしていると、病院を目の敵にして、診察できないことに対していろいろ言ってくる人がかなり多い。
私は電話を受ける立場として、ほんとにツライ。
毎回落ち込むけど、今回のこともかなり沈んだ。
これも看護師業務の一つなのか。
そうなんだろう・・・けど、やっぱりツライ。
もっとメディアは医療者側のことも取り上げるべきであり、たたくのではなく、理解を求める対応をして頂きたく思う。
そうしなければ、患者さん側と病院側のミゾは深まる一方だと感じる。
きっと今回の私の対応で
「あの病院最低やわ!こっちが病気で苦しんでるのに診察できません!って断った!」
って言われてるんだろうな・・・。
確かに断ったことに違いはないのだけれど・・・
電話恐怖症になりそうだ。
こんな対応をしなくてはいけないのならば、病棟で夜勤バイトをしていたほうがマシなのかもしれない。
常勤のとき、病棟で患者さんにぶつけられて悲しくなって泣いてしまったことがあったけど、看護師には言いやすいんだろうと受け止めて、気丈に振舞えられるほど私は「できた看護師」ではなかった。
何年やっても慣れない。
思っちゃいけないんだけど、「なんでここまで言われなきゃいけないんだろう。なんでこんな悲しい思いをしなくちゃいけないんだろう・・・」って思ってしまっていた。
やっぱり看護師は向いてないんだと思ったことは数知れず・・・。
でもでも、、、これからも自分なりに誠実な対応をしていこうと、そう思う・・・今日この頃・・・。
難しいですね。人間社会って。
暴力を振るう人間。それを受ける人間。 [社会が気になる日]
今回のテーマは暴力。
暴力ってね、人間特有のものなんでしょうかね。
他の動物に見られる暴力って、生き抜くために自己防衛をするって意味での暴力、ですよね。
けど、人間の暴力はそうじゃない。
自分の憂さ晴らし的な暴力が蔓延っていて。。。
力の強いものが弱いものに対して暴力をふるう。子どもにであったり、恋人にであったり、配偶者にであったり。
少し前に、「トラウマ」って言葉がはやりのように使われて、何かにつけてトラウマって言葉を口にしている人がいるけど、
暴力を受けたことでのトラウマって、相当なものだと思う。
私も22、3歳のころに付き合っていた人が暴力を振るう人で、今じゃ私の笑い話。
それでも、男の人が怒った顔や、手を上げる仕草に、身を構えてしまうときもある。
手も上げられたけど、私の場合もっぱら「モラルハラスメント(言葉による暴力)」が多かったように思う。背負い投げとかもされたっけ・・・(笑)
当時、逃げなきゃいけないのに、逃げられないような、ほっといてはいけないような、そんな思いに縛られて、今思えば自分で自分の首を締めてた。
暴力ってね、そんなもんだと思うんです。
実際に関わらなかったら「そんなん別れたらいい話やん」って思うんだけど、これが人間の心理の怖いところで、その場に自分が陥ると、どうにか耐えなきゃいけないんじゃないか、こんなに怒らせるのは自分が悪いからじゃないのか、とかいろいろ思ってしまう。
で、典型的な暴力男はこう言う。
「なんで自分がこんなことをするのかわからない。もう二度としないから」と。自責の念を述べるのだ。
ま、そんなわけないがない。
けど、こういう人って心に闇を落とすような何か理由があるんだと思う。
生きてきた過程で、きっと自分を暴力でしか表現できなくなってしまった何かが。
といっても、そういう人は弱い。心が弱い。
自分を律することができず、他人に擦りつけ、自己中心的な部分がその人間のかなりの部分を占めている。
そして偽善者だ。
その当時の暴力彼氏というと、道で困っている人がいれば我先にと助けに行くような人だった。そして「世の中は冷たい」という。なんだそりゃ。。。
私の周りにも暴力を受けたことのある女性は数人いて、暴力を測ることはできないけど、私なんてかわいいものだと思った。それは過去の笑い話として話できるくらいになっているけど、今でも暴力を受けている人は多くいると、思っている。
さて、この暴力からどのようにして逃げるか。
逃げなきゃいけない、ってことは本人も重々わかってるはず。それで、逃げ出そうと、何度も試みたはず。
そこで、恐怖や罪悪感なんていうものに行く手を阻まれる。そして、元に・・・。
ってことはよくある話。
私が伝えたいことは
とことん逃げてほしいってこと。
途中で振り向かないこと。
物理的な距離だけじゃなく、精神的な距離もとことん離れるくらいまでに逃げてほしい。
手を伸ばせば届くんじゃないかってとこまでしか逃げないから、捕まるんです。
そうすれば1年後、絶対笑った自分の顔が見れる。自分を好きになれる。否定的な目で自分を見なくなる。世界ってこんなに広いんだって感じることが出来る。なんでも出来る気がする。
絶対に、逃げれる。
でも、これが子どもの場合、周りの助けがもっと必要になりますね。
sosを発信している子どもに、どうか周りが気づいてあげられますように。。。
いじめ緊急提言への疑問。 [社会が気になる日]
大学の子から実家のお土産をいただきました(^。^)♪
こんなお饅頭ができてるのね・・・
さすが、新首相
そんな首相はどう考えておられるんでしょうね、いじめ問題への緊急提言について。。。
全文を読みましたが、私にはどうも納得がいかなことが多い。
ほんとに子どもの立場になって考えてることなのか?
たとえば、
「いじめを見て見ぬふりをする者も加害者であることを徹底して指導する」
「問題を起こす子どもに対して、指導、懲戒の基準を明確にし、毅然とした対応をとる」
いじめを見て見ぬふりをする子どもは、加害者でもあり、被害者でもある。
それに、
子どもの世界のいじめは、おとなの世界のいじめと違って、加害者と被害者との境界線がはっきりしていない。
加害者は一変して、被害者になる場合も少なくない。
被害者が、自己防衛の末に加害者となる場合もある。
私は、大人たちがいじめの根源をなくそうと荒波を立てることが、いいことだとは思えない。
きっと、誰かに理解してもらうという気持ち、誰かに手を握ってもらっている気持ちこそ大切な部分であると思う。
今回の緊急提言が、子どものいじめにとって意味をなすものになるのか、はたまた薄っぺらいものになるかどうか・・・は今後、大人が子どもの世界をいかに知ろうとするかどうかにかかっていると思う。
しかし・・・
下手なコメンテーターが、ワイドショーで知っているかのようにコメントしているところをみると、正直うんざりします・・・
それに、ふんふんと相槌を打っている周りにもうんざりだ・・・
イジメ問題 [社会が気になる日]
最近、ほんとにイジメ問題の報道が多いですが、やっと世間に出た・・・って感じです。
年間、とてつもない人数がイジメで苦しんでいるのに、それによる自殺者はこれまでの統計0人。
そんなわけないだろう・・・
教育者がなんとしてでも、生徒の自殺がイジメにあると認めたくないのは、こういう統計も物語っているように思う。
これまで、イジメに対して目を伏せていた部分が多いように思う。
私が小学生だったころ、いじめられたことがある。
あれは私がまだ小学校1年生。近所の上級生たちが遊びに私を誘ってくるけど、私がもうじゃんけんで負けるように仕組んで来てて・・・
とか・・・まぁ・・・いろいろ・・・・
で、1年の担任に話したわけです。
そしたら、授業を自習にして、私とその上級生たちを廊下に呼び出し・・・
ほんとにいじめたのかと問う。
もちろん上級生はうんとは言わない。
そんな沈黙が長く続き・・・らちが開かない。
で、今度は私に向けられ、その先生は「あなたがいじめたから、いじめられたんじゃないの!?」と・・・
ほんとに、「え????」って感じでした。
私はそれまで先生は私に味方で、私のことをかばってくれると信じていたのに。
数人の上級生の前で私は「違います」とは言えなかった。
あとで何をされるか怖かったから・・・
だから、「はい」と言ってしまった。
まぁ、そんな私も今になって考えたらいけないんだけど、そりゃまぁショックでした。
その後、教室に戻った先生は自習をさせていた子どもたちに対して「今、○○さんは自分がいじめてたのに、いじめられていると言いました」と発言したんです。。。
あれからもう24年。
なのに、忘れられない。
あれから教師というものがいまいち信じられない。
この先生は、私が4年のときにもどういう因果か、担任でして・・・(>_<)
きれいな字で宿題をしていったらほめられると思って、きれいな字で書いていったら、「これは、本当にあなたがしたんですか!?ほんとにしたのなら、泣くことなんてないでしょう」と言いました。
今になったら、親に話せばよかったって思いますが、なんせ子どもの世界は狭い。
言い出せませんでした。
あれから、もう四半世紀も立つのに、結局教育体制はあんまり変わってないんじゃないのか・・子どもは本当にSOSを発信できているのか・・・疑問、不安に思う。
私も保健室通いの人だったから、なんとなくわかるけど、
子どもってばれないようにしてるけど、心のどっかでだれかに気付いてほしいんだと思う。気付いてくれる人は、案外どんな人でもよくて・・・誰かに理解されているという実感を味わいたい。
イジメって、ほんとに残酷。
やった人はもう忘れてしまっていることでも、された人のこころの傷は深い。
最近、子どもに対するカウンセラーも需要が増えているけど、私はその職につける自信はない。
その一言が、どれだけその子どもの心を左右するのか、考えるととても怖いから・・・
今、教師を目指す子が周りには大勢して、大半は小学校時代にいい先生に出会ったから・・・とかっていう理由だけど、学校が楽しいと思えなくて、大きい荷物を背負っているような子に気付いてあげられて、ほんの一言でもいいから「私はあなたの味方です」と言えるような教師になってほしいと思う。
今後、イジメによる自殺者の人数は0人ではなくなると思うけど、もっと世論で話し合うべきことだから、真実を明らかにしてほしい。