SSブログ

イジメ問題 [社会が気になる日]

最近、ほんとにイジメ問題の報道が多いですが、やっと世間に出た・・・って感じです。

年間、とてつもない人数がイジメで苦しんでいるのに、それによる自殺者はこれまでの統計0人。

そんなわけないだろう・・・

教育者がなんとしてでも、生徒の自殺がイジメにあると認めたくないのは、こういう統計も物語っているように思う。

これまで、イジメに対して目を伏せていた部分が多いように思う。

 

私が小学生だったころ、いじめられたことがある。

あれは私がまだ小学校1年生。近所の上級生たちが遊びに私を誘ってくるけど、私がもうじゃんけんで負けるように仕組んで来てて・・・

とか・・・まぁ・・・いろいろ・・・・

で、1年の担任に話したわけです。

そしたら、授業を自習にして、私とその上級生たちを廊下に呼び出し・・・

ほんとにいじめたのかと問う。

もちろん上級生はうんとは言わない。

そんな沈黙が長く続き・・・らちが開かない。

で、今度は私に向けられ、その先生は「あなたがいじめたから、いじめられたんじゃないの!?」と・・・

ほんとに、「え????」って感じでした。

私はそれまで先生は私に味方で、私のことをかばってくれると信じていたのに。

数人の上級生の前で私は「違います」とは言えなかった。

あとで何をされるか怖かったから・・・

だから、「はい」と言ってしまった。

まぁ、そんな私も今になって考えたらいけないんだけど、そりゃまぁショックでした。

その後、教室に戻った先生は自習をさせていた子どもたちに対して「今、○○さんは自分がいじめてたのに、いじめられていると言いました」と発言したんです。。。

あれからもう24年。

なのに、忘れられない。

あれから教師というものがいまいち信じられない。

この先生は、私が4年のときにもどういう因果か、担任でして・・・(>_<)

きれいな字で宿題をしていったらほめられると思って、きれいな字で書いていったら、「これは、本当にあなたがしたんですか!?ほんとにしたのなら、泣くことなんてないでしょう」と言いました。

今になったら、親に話せばよかったって思いますが、なんせ子どもの世界は狭い。

言い出せませんでした。

 

あれから、もう四半世紀も立つのに、結局教育体制はあんまり変わってないんじゃないのか・・子どもは本当にSOSを発信できているのか・・・疑問、不安に思う。

私も保健室通いの人だったから、なんとなくわかるけど、

子どもってばれないようにしてるけど、心のどっかでだれかに気付いてほしいんだと思う。気付いてくれる人は、案外どんな人でもよくて・・・誰かに理解されているという実感を味わいたい。

イジメって、ほんとに残酷。

やった人はもう忘れてしまっていることでも、された人のこころの傷は深い。

最近、子どもに対するカウンセラーも需要が増えているけど、私はその職につける自信はない。

その一言が、どれだけその子どもの心を左右するのか、考えるととても怖いから・・・

今、教師を目指す子が周りには大勢して、大半は小学校時代にいい先生に出会ったから・・・とかっていう理由だけど、学校が楽しいと思えなくて、大きい荷物を背負っているような子に気付いてあげられて、ほんの一言でもいいから「私はあなたの味方です」と言えるような教師になってほしいと思う。

今後、イジメによる自殺者の人数は0人ではなくなると思うけど、もっと世論で話し合うべきことだから、真実を明らかにしてほしい。

 

 


nice!(3)  コメント(8) 
共通テーマ:学校

nice! 3

コメント 8

マイキー

イジメられる人間だけじゃなくて、グレていく人間も同じようにSOSを出してるの。
でも、知らないフリ・気づかない教師多すぎ。
どちらも、自分の正直な感情をうまく伝えられないんだと思う。
真剣にその生徒に向き合っていれば、すぐ気づくと思うんだけどな。
教育者は、教育することを仕事と思ったらダメだと思う。
仕事としてやっていたら、何もみえないし、見逃してしまう。
人間を育てたいって、本気で向き合う先生の誕生を祈ってます。
by マイキー (2006-10-25 00:30) 

winner-forever

小、中、高とイジメを受け、身も心もボロボロに傷ついた~無能な教師も、親にも一切相談しなかった・・・無駄だと知っていたから、だから自力で強くなった、憎しみと恨みを力に体を鍛え、友人から武術を習い、凶器を買い揃え、見えないテロ攻撃で、1人1人に復讐を・・・いやー楽しかった、『蜘蛛の巣に落ちた蝶のように』、悪党達が自滅していくのを見るだけ・・・自分の手は一切汚さない、腕力が無いなら悪知恵を最大限に生かすべし、いじめられる弱者から・・・知能犯の強者に変わり策士となりました、生き残るためなら悪魔に魂さえ売りますよ、勝てばOK、自殺する位なら敵を刺し殺してでも地獄に落とせ、落ちろ!!テロリストになれ、手段を選ぶな!!力を磨け~弱者と言われないためにも~

 イジメで悩む全国の子供達に『正義の復讐塾』を開いて無料指導したいです、慰めの言葉なんて与えない、悩みなど聞かぬ~敵を闇から闇に抹殺する技のみ指導する~合言葉は『悪を倒せ、悪に正義の鉄槌を!!』 全ては生き残るための教育なり。

 
by winner-forever (2006-10-25 00:56) 

masatamaru0037

中学とかって、
ちょっとしたことで(大人になってふりかえれば)食いついて、
すぐいじめたりするもんね。
埼玉から転校してきただけなのに、サイタマンとか。。 おいおいって。
 ☆ 自分の経験ではないけど。。
by masatamaru0037 (2006-10-25 03:23) 

坊主

う~ん。難しい問題ですよね・・・。
先生にしても良い先生も絶対いると思うし、酷い先生がいるのも事実だし・・・。
私は小学生の頃 先生におもいっきり殴られた経験があります。
当然 その時親には言いませんでしたが・・・。
その時はムカつきましたが、今思えば愛のムチですね。
でも、そこで親に言えばきっと問題になったでしょう。
今は私たちの時より子供が何をやっても先生は手をだしてはいけない世の中になっちゃってます。
それもどうかなぁって私なんかは思っちゃうんですよ。
by 坊主 (2006-10-25 23:20) 

gottu329

子供の世界では、イジメをするとかタバコを吸うとか、地べたに
座りこむとか、大人にしてみれば、かっこ悪いことが、カッコイイと
思われてる現状がありますよね。
周りの大人や先生の対応が変わってきたのが原因なのか、
時代が変わってしまったのが原因なのか、近年は酷すぎますね。
自殺に追い込むイジメなんて最低です。

ランさんの担任・・・
先生と呼ぶには、あまりにもお粗末な対応ですね。
そういう先生や大人が増えたのも、こんな子供の世界を造って
しまった原因なのでしょうね。。。
本当にいい先生って減ってしまいましたね・・・
by gottu329 (2006-10-25 23:40) 

オサルノカゴヤ

思うところがありすぎて、書けないんで・・・
ちゃんと自分の記事で書きます。
でも申し訳ないことに、私は「いじめた」経験もあります。
人を傷つけると、自分も傷つくはずなんですよ。ほんとは。
それがないということは、生徒であれ教師であれ、子どもなんです。
by オサルノカゴヤ (2006-10-26 06:35) 

ラン

>マイキーさん。コメントありがとうございます☆
教育者ことを、教育することが第一の仕事だと思われがちですよね・・
そのままではSOSに気付けない・・と私も思います!

>武蔵さん。コメントありがとうございます☆
私は全然武術はできないけど、精神的には強くなったように思います。武術は精神面を強くさせる効果がありますよね。空手とかやってみたかったなぁぁ~

> masatamaruさん。コメント&niceありがとうございます☆
ほんと、中学生のころって結構残酷なことを平気で言ったりするんですよね・・・
しかし。。。サイタマンって・・・・。なんでもネタにするなぁぁ・・

>坊主さん。コメントありがとうございます☆
私の通っていた高校でも思いっきり叩く先生がいましたが、それでも理不尽なことは言ってなかったですね。でも、暴力は思った以上に人を傷つけます。心が繋がっていなければなおさら・・・・。
今、心が繋がっていない教師と生徒が多いのではないでしょうか?
by ラン (2006-11-01 00:58) 

ラン

>hgchさん。コメント&niceありがとうございます☆
豊かになりすぎて、余計なことに頭をつかっちゃうようになってしまったんでしょうかね?時代背景を考えた上で教育方針を考え直さないといけないのでは?と思います。受験戦争に勝って、採用試験に勝った人間だけが教師になっているというのも、いまいち納得いかない一つでもあります・・・

>オサルノカゴヤさん。コメント&niceありがとうございます☆
人は「いじめている」ということに気付かないで「いじめている」ことだってよくあると思います。。私も被害者でも加害者でもあると思っています。一人一人が加害者である、という自覚を持たないと、『イジメ』を見つめられないと思います。みんながそう感じて、心を痛めてみて、改めて教師や生徒が繋がっていくのではないでしょうかね・・・?
by ラン (2006-11-01 01:06) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

要領の悪さ心を聴くということ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。