大学4年間の成長の大きさとは [教員生活]
最近、自分の行動や態度や身だしなみが他者に与える影響とは・・・ということを考える機会が多い。
対人コミュニケーション力が求められる看護職。
自分を客観的にみるスキルをまず磨く必要がある。
これがなかなか難しい。
人は主観的に生きているので、客観視は思う以上に難しい。
思っていても難しいのだから、今まで気してていなかった人にとっては指摘されても何の事だか状態。
彼女たちにとったら、看護学部に入ってはじめの試練なのかもしれないけれど、
ここで意識していけるかどうかで4年間の成長が違うと思う。
はじめての実習が、それに少しでも気付ける機会となっていればよいのだけど・・・。
そんな思いをもちながら、初々しい彼女たちに関わった数日間。
その後に4年生と話す機会があって、大学4年間で培ったものの大きさを実感した。
『自己を客観視し、リフレクション(自己内省)を行う』
とっても難しいことだけど、
それをこの4年間で身に着けてきた彼女たちは輝いてみえた。
その成長過程に関わることのできる職業についたことを、ここ最近は有難く思える。
教員という仕事をまず5年はやってみようと思ってから早3年目。
少しずつ、自分も成長しているのかもしれないなと思う。。。
関係ないけど、6月にはじめて乗った北陸新幹線。
めっちゃすいてた・・・。車両に10人もいなかった。。。
いつもサンダーバードは激混みなのに!
でも、かなり快適で、新幹線の窓から見る軽井沢にはなぜかワクワクしました(^_^)
『自己を客観視し、リフレクション(自己内省)を行う』
読む座禅 (静かに深く生きるために) 中野東禅
創元社
理論的に 心とは何か 書かれていています。
ぜひ 読んでください。^^
by iruka (2015-08-04 09:06)
大学で教鞭をとっているランさんには釈迦に説法ではありますけど、教育の仕事は教える側に「成長し続けること」を要求してきますよね。成長と言うとステキですけど、要は何年やっても「自分はまだまだだな」「あ〜しまった・・・」と繰り返し思わされるということで、つまり永遠にゴールがないと。
面白いのは、「黙ってオレについて来い」という自信満々な先生よりも、悩んだり迷ったりしながら成長を続けていく姿勢の先生の方が、生徒には頼られるんですよね。
by shira (2015-08-04 20:55)
>irukaさん。nice&コメントありがとうございます☆
夏休みに心穏やかにして、是非読んでみたいと思います(^_^)ありがとうございます!
>shiraさん。nice&コメントありがとうございます☆
この歳になると成長し続けることの難しさも感じますが、この歳だからこそ成長できる気もしています。
たまに学生と一緒になって悩むことがありますが、shiraさんのコメントをみて、無駄なことではないのだと感じました。私が悩むことで学生を混乱させてないか不安なこともありましたが、学生と共に悩み、学生自らの力で答えを見つけていくことに意義があるのだと思います。
確かに、俺についてこいタイプのカリスマ教員を、学生は臨んでいないように思います(^_^;)
by ラン (2015-08-09 04:23)
思いあえる人との関わりで自己を客観視につながる気がします。
でも現実、世の中ぴりぴりしてきて、自己を客観視より自分の身を守ることに力を注ぐ羽目になりやすに見えます。
周囲の人にマイナスの力にならないように気をつけたいです。
by ayu15 (2015-10-16 11:53)