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新入生を迎えて気持ち新たに! [教員生活]

春の風が心地よい季節となりました。。。

ほっとしますね(^_^)

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うちの大学は新入生を迎え、早々からオリエンテーションに大忙し。

入学してきたばかりの学生に、

“おどし”のように「単位を取って卒業できても国家試験に受からないと看護師保健師助産師として働けない!!とにかく・・・努力を!!!一夜漬けでやってきた人は学習スタイルを変えること!!一回落ちると合格率は下がる!!」などなど厳しいことも言い、

他の先生方からも、他の学部と比べて厳しいカリキュラムだの、頑張らないと留年するぞ、だの・・・

早々からビビらせたかもしれませんが(^_^;)

何とか1週間を終えました。。。

その“締め”は、新入生との宿泊研修。

今年は私担任(といっても10人ほど担当)になりましたので、初めての宿泊研修に参加してきました。

新入生の“意気込み”を聞く場があったのだけど、

新入生とは思えないほどに、しっかりとした意志を持っていて、

それにファシリテーターをしていた上級生たちは驚いてました(^_^;)

「専門的な知識を備えた小児専門看護師になりたい。だから大学院まで頑張る」「看護師は確認作業が大切だと思うから、日々自分の行動も確認作業を忘れずに過ごしたい」「信頼を得て、名前で呼ばれる看護師になりたい」「看護師は責任のある仕事だから、これから自分の時間管理もしっかりしていきたい」などなど・・・

聞いてるワタシも驚きましたけど。。。でも、頼もしく思えました(^_^)

山あり谷ありの看護学生生活ではあるけれど、

自分なりの信念をもって、しっかりと歩んでほしいと願ってマス。

私も担任としてそのサポートができるよう、彼女たちが卒業式を迎えるまでは頑張らねばと思います。。。

研修の帰り。

1時間ほどかけて祖父母のお墓参りに出掛けました。

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峠を越えていったので、クネクネの山道の運転にドキドキしながら(笑)、

なんとか着きましたヽ(^。^)ノ

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そこは桜の花が美しく咲いていて、

きっと眠ってる故人も、春の訪れを喜んでいるのではないかと、

そう感じました。

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祖父母には、カーネーションの入ったお花を。

「おじいちゃん、おばあちゃん、来たよー。春だねー。仲良くやってる?

いつも見守ってくれてありがとうね。がんばるよー」

と言ってたら、

「ま~来てくれたんね~」と、いつもおしゃべりなおばあちゃんの声と、

「来たんね」と、いつも無口なおじいちゃんの声が、

私には聞こえてきたのですよ。

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こちらもアップしました(^o^)丿⇒New nursing students, welcome to my university! 新たに新入生を迎えて


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鍼灸治療でメンテナンス [教員生活]

鍼灸治療をはじめてすこぶる調子がいい。

肩こりがまし。

首がスムーズに回る。

頭が重くない。

懐は痛いのだけど、これだけ調子がいいなら、もうしばらく続けるか。

他に治療したいとこもあるし~

持病の腰痛も時々辛くなるし、

階段降りるときに膝もいたいし(-"-)

って私、身体年齢いくつなの・・・って思うけど(^_^;)

そろそろ身体のメンテナンスをしなきゃならないお年頃なのでしょう。。。

今日の鍼灸治療中、

鍼灸師さんに「今、あなたにとって、鍼灸治療とは何ですか?」と問われ、

・・・・うつ伏せの私は、止まりました・・・(^_^;)

何を問うてます?(@_@)

「肩こり治療です」・・・とはいうような返答を期待されている感じではなく(笑)

“自分の心身に向き合い、心身の声を聴き、それに応える時間”・・・的な!?

・・・結局、「なんでしょーね」としか、答えられなかったのですけど。。。((+_+))

大学生は、休みに入っているか、実習に出てるかで、学内はがら~んとしてます。

けど、附属の中高生は試験期間?なのか結構大変そう。

なんだか、いつも、『試験勉強』してる感じがする(^_^;)

ほとんど接触はないのだけど、「軍隊のような学生生活」という噂もあるようで(-_-;)

その分、国公立大学への合格率も高いようだけど・・・

疲れ果ててしまう生徒もいるらしい。。。

先日、昔お世話になったドクターの娘さんがその中学に受かったという話を聞いたけど・・・

“かなり厳しい勉強生活”という噂を聞いていて、嫌がって他の中学への入学を決めたのだとか。

“厳しい勉強生活”を否定するつもりはないけど、

単なる疲労感だけが残る学生生活はもったいない。

疲労感を味わうのであれば、少しでも“清々しさ”のある疲労感を味わってほしい。

勉強して、理解して、わからなかったものがわかって、そしてまた、わからないことに直面して、

悩んで学んで、そしてまた、わかるようになる。

その苦難の過程の中に“清々しさ”があるのであれば、それは頭脳を育てるのではなく、“人を育てる”教育であるのだと思う。

そんな清々しさを、うちの大学生にも味わってもらえるような教育をしたいなと、思うのですけどね。いやはや、教示って、難しいですね。。。

来年度の授業担当が増えたので、今からいろいろ構想練ってます。。。


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正解がないことの苦難と面白み [教員生活]

実習引率の毎日に加え、大学では試験監督の仕事があったりと、まとまった休みはなかなか取れそうにないこの頃・・・

またまた“円形脱毛”発見!!!(-"-)

ストレスを感じてるわけじゃないんだけど・・・

またか~って感じ。。。もう4度目だから慣れっこなもんなんだけど、

やっぱりショック~

早く生えますよ~に!!と頭皮マッサージの日々でございます(^_^;)

 

 

 コスモスも、もう随分終わりかけなんですけども・・・

この前、コスモス畑で癒されてきました(*^_^*)

 

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 風が強くて、倒れてるコスモスも数々だけど(^_^;)いろんな色が咲き誇ってて、とっても綺麗です~♪

 

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 壮大に広がるコスモス畑!たくさんの人でにぎわってました(^_^)/

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 ひまわりもまだ健在!

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 でも、木々は秋色に色づいてきました~♪

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 ここはどこかと申しますと・・・・

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 太陽の塔でおなじみの、万博公園です(^^ゞ

 

 

 

私たちの人生には、正解のないことが多いのに、いつから“正解”を求めるようになってきたんでしょうか。 

昔、学生が言ってたことを思い出します。

「高校までは先生の言ってることが“正解”で、それを教えてもらってたのに、大学になって“看護には正解がない。自分で考えて、自分なりの応えを出して。先生や看護師さんの言ってることすべてが正解ではない”と言われ、すっごく困った。一番戸惑った。」と。 

 

看護というものは、明確な正解などないものです。 

 

それでも、“正解”を欲しがる学生たち。

“自分であれこれ考え、悩み、そして気づく”

この過程はとっても大事ですが、自分で考えることの難しさを痛感してるのか、

はたまた“自分で考えるとは何ぞや”と悩んでいるのか・・・

なかなか、なかなか・・・です。

「先生あのとき、あぁ言ったのに、看護師さんには違うこと言われて・・・」と恨みを買うこともあります(^_^;)

それは、自分の考えたことではなく、教員の考えたこと、看護師さんの考えたことに従った結果。

正解がないからこそ、教員も看護師さんたちも、日々悩みながら看護と向き合ってるのです。

 

「先生がこう言ったから、・・・」「看護師さんがこう言ったから・・・・」「患者さんがこう言ったから・・・」という言葉から、

「私はこう思う、こう考える、だから、こんな看護は患者さんにとってどうだろうか」という言葉が聞けるようになったら嬉しい。。。

でも、この思考になるには、間違ったことを言って反感買うんじゃないか、怒られるんじゃないか、ダメだしされるんじゃないかっていう“恐怖”から抜け出さなくちゃいけません。

正解のあるほうが楽なんですけど、おもろないです。

明確な正解はないけど、あれこれと自分なりの応えを探していこうとする過程が、自分の思考の成長になるのかなと思います。

考えて、悩んで、気づいて、そしてまた考えて・・・・それが面白くなってきて・・・。 

だから、看護やってる人は看護をやめれなくなっちゃうのかも。。。

 

 


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看護の道に足を踏み入れ早20年・・・ [教員生活]

先日、看護学校の同窓会でした。。

タイトルでばらしたように・・・看護の道に足を踏み入れ、今年でちょうど20年~!!!

20年前、高校を出て、「看護婦さんになる」という漠然とした夢だけを抱き、看護の道へ足を踏み入れました。

辛かった学生時代を何とか乗り越え、無事看護師として働き・・・途中別の道へ行きたいと思って心理学の世界に飛び込んだものの(笑)

やっぱり看護界に戻っている私(^_^;)

そんな20年を振り返りながら、同窓会を迎えました。。。

 

 

 

もうみんなアラフォーなのでね、それなりにオバちゃんになってる?とか思ったのですよ、私を含めてね(笑)

それがなんとなんと!! みんな変わってない(笑) 笑えるくらい変わってない(-▽-)

みんな肌もツヤッとしてるし、シワないし~!夜勤明けで1時間睡眠でやってきた子も、夜勤明けとは思えないくらいの顔色だったし(笑)、

そう・・・みんな『活き活き』してるのです!

多くが現役ナース。現役助産師。

子どもちゃんが小さくてまだ復帰できてない人もいるけど、いずれは戻りたいって言ってた人も多かったし、

バイタリティ溢れてるというか、その活気に私、結構驚かされました(*^_^*)

それぞれ、みんな別の道に進んでいるけど、「看護」という共通の軸があって、看護から少し離れたいと思っても、やっぱり戻ってしまってて、

やっぱりこの仕事しかできないなぁって感じてたり・・・

20年前、看護の道に足踏み入れたが最後(運のツキ!?)・・・ここまでやってきちゃいました!って感じですヽ(^_^;)ノ

 

私自身、看護を語るのはこっぱずかしくて、自信もないんですけど・・・看護学部で教員生活してみて、

私、やっぱり信念だけは持ってるんやなぁと感じていた今日この頃だったんです。。。 

看護において、譲れない何かをもってるんやなって・・・。

 

 

で、久しぶりに学生時代の友達に会って、感じたこと。

“みんなそれぞれが自分なりの信念をもって生きてる、信念をもって看護の仕事をしているんだな” と。

 

あの学生時代には、信念って何なん?って感じだったけど・・・

働き出して、やっぱりココは大事にしたいって思いながらやってきたんやなぁと改めて感じました。。

私の大事にしてること・・・う~ん、ここでは恥ずかしくて言えない(笑)

 

今、学生に、「今、こんな看護がしたいって思ってる気持ちを大事にしたら、きっとそれが働き出して自分の信念になっていくし、

それが誰かの助けになったり、自分を救ってくれることもある」と伝えることがあるんだけど・・・

まさに、私自身がその信念に助けられてここまでやってきたのかなと思います。。。

 

同窓会をして、あの辛い学生時代にタイムスリップ! 

実習が何より怖かった((+_+)) 看護婦さん怖かった・・・・(-"-) 学校の先生も怖かった(T_T) 学校の先輩はもっと怖かった・・・(>_<)!!

挨拶、規則、勉強、記録・・・ 

自由なんて、ほとんどない・・・監獄生活だ・・・って思ってたけど、土日は遊んでたり、バイトしてたりもしてたっけ~。

今思えばすべてが、素晴らしい想い出~!!!

 

同窓会の帰りに、寮仲間と昔の寮を外から眺めにいって、あの辛い日々と楽しかった日々を思い出し・・・

あれからいくつもの壁を乗り越えて、こうやってあの日々を懐かしがることができてるんだなぁと

しみじみ感じたのでした(*^。^*)

 あの学生時代は今も私の原動力の一部です。。。

 

 

 


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